この度、雑誌『ランニングスタイル』とスポーツメーカー『Saucony』によるランニングチーム「チームサッカニー」の5期生メンバーに選ばれました。これから約1年間、活動していきます。
2018年9月22日の土曜日に初回の練習が行われました。走る前に大切なことをしっかり教えてもらいました。
初日のトレーニングメニュー
- 顔合わせ・自己紹介
- 低酸素ルームでのウォーキング&ジョギング(3分間)
- ストレッチポールを使った体幹トレーニング
メンバー顔合わせ
集合場所である三軒茶屋のトレーニングスタジオ「ハイアルチ」に集まったメンバー。
まずは今回の「チームサッカニー5期」に参加するメンバー同士で自己紹介と目標を話します。まずは男性メンバーから。
- フルマラソンでサブ4&ハーフマラソン90分切りが目標
- 現在のフルマラソンのベストはサブ3.5。サブ3が目標
- トレイルランニングに挑戦
男性メンバーはさすがにみんな目標が高い。と思っていたら女性メンバーも、
- ラン歴1年でフルマラソンは完走した。次はトレイルランニング。
- フルマラソンでサブ4とトレイルランニング挑戦。
- 自己ベスト3時間40分。サブ3.5が目標。
- トライアスロンに挑戦したい
みんな凄い(;・д・)
「2回目のサブ4達成」なんて言ってるのは私だけ。オーディションの時にも私より動けていた人は大勢いたし、なぜ私が選ばれたのかと不安が募る。
(その理由は後日明らかになるが、まだ知るよしもない)
サッカニー「kinvara9」を履いて低酸素トレーニング体験
自己紹介が終わるとトレーニング開始。当初は外に走りに行く予定だったが、あいにくこの日は雨だったため室内トレーニングに変更。
サッカニーの「kinvara9」を履き、ハイアルチのランニングマシンルームに移動。
ハイアルチは日本初の高地トレーニング専門スタジオ。トレーニングルーム内に標高2,700mの高地と同じ低酸素状態を作り出し、その中でトレーニングすることで、高地トレーニングと同じ持久力を高める効果を得られるというもの。
サッカー日本代表の槙野智章選手なども利用しており、槙野選手はチーム内での持久力が下の方だったそうですが、ハイアルチに通うようになってから持久力がチーム内トップクラスになった、という実績もあるそうです。
ハイアルチのランニングマシンルームでまずはウォーキング3分。その後、軽くジョグを30分。たったこれだけなのに息が上がり、汗をかく。「これが高地トレーニングの影響なのか」と実感。
週に1回30分、1か月半~2か月ほど通ってトレーニングすると、飛躍的に効果が得られるそうです。
この日の走りはこれで終了。ランニングチームなのに、初回走った時間はたった30分でした。
ストレッチポールに寝て腕の上げ下げが……できない!?
ヨガなどを行うトレーニングルームに移動し、次の練習。ストレッチポールに寝て、次の動きを実践。
- ストレッチポールに寝て両脚を伸ばし、気をつけの姿勢から左右の手を交互に頭の上まで上げる。これを10回。
- 1の姿勢から右足を上げて、膝を90度曲げ、その状態で左右の手を交互に10回上げる。できたら、上げる脚を変えて10回。
- ストレッチポールに寝て膝を90度にして着いた姿勢からつま先を立て、両腕を胸の前で交差させた状態から腹筋10回(女性は5回)
- 1~3ができたら、目をつぶった状態で再び1~3を行う。
1は問題なくクリア。
2もできるでしょ!、と思って右脚を上げた途端、フラフラ~ゴロン。腕を上げ下げする前にストレッチポールから落下。その後も脚を上げるだけでフラフラしてしまう始末。
他のメンバーも苦戦している中、きれいな姿勢でふらつくことなく腕の上げ下げを行っているメンバーが。話を聞くと、普段からヨガやピラティスをやっていて、そこで“コアを意識して動く”ことをやっているからとのこと。
体幹を鍛えるにあたり、”コアを意識する“というかだいができました。
最後にストレッチポールでの腹筋……ですが、まったく上がらない。普段行う腹筋はできるのに、ストレッチポールに寝て行うと途中から上がらない。これも体幹が鍛えられてないからだとか。
新田コーチいわく「大学の陸上部に入ってくる選手でも、1年に1人か2人はこのトレーニングができない選手がいる。それでも2週間続ければできるようになる」とのこと。
今回、このストレッチポールを使った運動をできるようになることが課題として出されました。
このトレーニングをやる目的について、「マラソンはいかに速く身体を前に進めるか、ということ。身体の動きにムダがあればその分ロスになる。身体の動きのムダをなくして効率的に動けるようにすること」と教えていただきました。
果たして課題はクリアできるのか。目標は達成できるのか。そして、私がこのチームに選ばれた真の理由とは。
まずは課題をこなせるよう、ストレッチポールでのトレーニングに励みます。