マラソンにおける「強さ」とは


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マラソンをしていると、「あのランナーは速い」とか、「あの選手はスタミナがある」ということは、よく耳にすることがあると思います。

マラソンにおけるステータスには、走る「速さ」と「スタミナ」、そしてスピードを維持する「スピード持久力」があります。好記録を残すためには、この3つの要素を兼ね備えることが必要だということは言うまでもありません。

この他に「強さ」という要素も存在します。特に、マラソン中継を観ていると、レース終盤に先頭集団から抜け出す選手に対して使われます。

このマラソンにおける「強さ」とはどのようなものでしょうか。

マラソンにおける「強さ」とは、どんな状況下においても自分の力を出し切り、結果を残すことができる能力、と考えられます。

マラソンはただでさえ 42.195km という過酷な距離を走ることに加え、路面状況、アップダウン、天候、そして選手同士の駆け引きなど、さまざまな条件が絡み合う中で順位を競い合います。

出場選手の中で持ちタイムが速い選手が大勢いる中で、持ちタイムは早くないものの勝負強さを発揮してレースを制す選手もいます。いわゆる「レースおいて勝ち切る力がある」ということです。

 

マラソンにおける「強さ」を身につけるためには、速さやスタミナ、スピード持久力を身につけることはもちろん、そのうえで、どのような状況下でも常に力を発揮できるメンタル、精神力を養う必要があります。

毎日のトレーニングにおいては晴れた日だけでなく、ちょっとの雨なら走りに出る。暑さや寒さが厳しい日でも休まずにトレーニングに励むことで鍛えられます。

そして、普段のトレーニングで自分自身を追い込むとともに、レースに出て競うこと。

強さを鍛えるために実践に勝るトレーニングはありません。フルマラソンやハーフマラソンでなくても、10km 走や駅伝でも十分に鍛えることができます。

 

レースに出ないランナーにとって「強さ」はあまり重視される要素ではありません。しかし、普段のトレーニングの成果を本番で発揮し、ベストを尽くして最高の結果を出すためには「強さ」は必要です。また、「強さ」は速さやスタミナとは異なり、一人ひとりが等しく持ち、鍛えられすスキルです。

ぜひ、スピードやスタミナと合わせて「強さ」も鍛えて、ベストを目指しましょう。


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